TOEIC600点を目指すには?!【スコア配分とリスニング対策】
TOEIC600点を目指すには、リスニングでがっつりスコアをかせぎましょう!
【この記事はこんな方におすすめです】
TOEIC600点を目指してる方
単語と文法対策は一通り終わった方
【この記事を書いてる人のレベル他】
40過ぎてから独学でTOEICを勉強している
TOEICのリスニングは2021年6月に満点を達成
大人になってから英語を勉強したいと思っている方を応援している
この記事をご覧いただいてる方は、TOEIC600点を取りたい大人の方だと想定して記事を書いています。
結論から言うと、やりなおし英語で半年以内にTOEIC600点をとることは十分可能です。
ただ、そのためにはやみくもに全部やるのではなくパート別の対策と勉強時間の確保が必要になります。
私は、リスニング対策からするとスコアが伸びやすいと思います。
この記事は、今まで英語をろくに勉強してきておらず中年になってから英語を始めた私の視点で
やりなおし英語でTOEICスコアを上げる対策を書いています。
ですので学生の方や、しっかり勉強をされてきている基礎の部分が出来ている方は飛ばしていい部分もあると思います。
パート別対策が重要
この記事をご覧になっている方々が忙しい社会人や主婦(夫)の方と想定すると
・勉強時間にあまり時間がかけられないので全パートの対策をするのは大変で挫折しやすい
・伸びやすいパートに集中する方が、スコアは早く上がりやすい
スコアが伸ばしやすいパートは?
スコアが対策がしやすくスコアが伸ばしやすいのは、私はリスニングパートと文法パート5だと思っています
ただパート別対策をする前に、前提として基礎として単語と文法は必要になります。
単語対策やスコア600点までの具体的な予定の立て方は下記の記事でまとめていますので、
良かったらチェックしてみて下さいね。
単語や文法の基礎が終わったら、次はスコアが伸びやすいリスニングパート対策をおすすめします。
TOEIC平均スコアから分かること【TOEIC600スコア配分とリスニング対策】
なぜリスニングパートスコアが上がりやすいのでしょうか?
最新のTOEICの平均スコア表を見てみましょう
上記はTOEIC公式ホームページより2021年7月までの過去1年間のスコアデータを基に当サイトが作成したものになります。
リスニング | リーディング | トータル | |
平均スコア | 335 | 281 | 616 |
このデータからの気付きは2つありました。
TOEICの平均スコアは上がってる?
依然としてリスニングのスコアはリーディングより高い
コロナ前の平均スコアが約585点前後から、2021年のTOEIC平均スコアは616点と約30点程度上がっていました。
この理由は…ごめんなさい、正直解りませんっ
2020年10月から2021年6月の間4回TOEICテスト受けた私の感想としてはテストが易しくなったとは考えられず、むしろ難しい語彙やひっかけ問題等で難化傾向にあると感じます。
コロナ禍のお家時間でしっかり勉強する人が増えたのかな…?←単なる予想です
平均スコアから算出したTOEIC600をとりやすいスコアバランスは?
ただ、リスニングとリーディングはの平均スコアの差は約50点差があることから、リスニングの方が点数が取りやすいパートとわかります。
もちろん人にもよって得意パートは違いますので一概には言えませんが、一般的にTOEICスコア600点を効率よく目指すとしたらリスニングとリーディングの点数配分は
リスニング330点・リーディング280点 を目安とするとよさそうです。
公式問題集や、abceedのスコア測定でご自分の暫定スコアを確認してみて下さいね。
本音を言うとパート7は難しく点数が上がるのに時間がかかるので
600点を目標にしている場合は考えなくてよいと思います
TOEIC600リスニング対策 【TOEIC600スコア配分とリスニング対策】
TOEIC600リスニング対策として必要な事は何でしょう?
リスニングスキルを伸ばす上で必要な事は大きく分けて二つ
なぜなら…
- 意味が解らない英単語は何度聞いてもわからない
- 自分で言えない音は聞き取れない
1.意味が必要な理由は…
以前にはやった聞き流しのスピード〇-ニングの失敗談が多いのは、単語の意味が解らないまま聞いても残念ながら英語は理解できないから
2.自分で発音することが必要な理由は…
自分の発音がカタカナ英語発音だけだと、とっさにネイティブの発音を聞いても理解するのはすごく難しいから
英語らしい強弱をつけた発音や、日本語には無い音を実際に練習してみて自分のものにすることでリスニング・スピーキングスキルがあがります。
リスニングパートは、勉強をするというよりは音全体をイメージで理解する練習のようなものだと私は思っています
リスニングを理解する順序は?
リスニングで、内容を理解する順序としては
英語の音声→日本語に訳すのではなく
英語の音声→シチュエーションが思い浮かぶようにイメージすると理解する速度が速くなりますよ。
例を挙げてみましょう。
She's looking at some reading material.
彼女は、読み物を見ている。
【×悪い例】
音・文章・情景を、五感を使ってリンクさせるイメージですね
自然と英語を聞き取ろうとする時、目が閉じる人が多いのは頭の中で状況をイメージしているのではないかなと思っています
リスニング対策のステップとは 【TOEIC600スコア配分とリスニング対策】
では具体的にリスニング対策のステップはどのように進めたら良いのでしょうか?
私が行ってきた方法は、ざっくり言うと次の4ステップになります
✅ 英語の音声を聞く
✅ 文章を読んで精読する
✅ 英語の文章を見ながら音読する(オーバーラッピング)
✅ 英語の文章を見ないで音読する(シャドーイング)
順にご紹介していきます。
英語の音声を聞く
公式問題集のリスニングを聞いて「は?なんの話?」っていう感じならまずは短い文のパート1.2に集中していきましょう
文章を読む
日本語・英語両方の文章を読みましょう。
英単語・文法を含めて精読※していきます。
※精読とは…文の構成や文法、単語等に一つ一つ目を向け文章を理解すること。
ここでできればディクテーション※をする事をお勧めします。
※ディクテーションというのは「聞き取った音声を、英語でそのまま書き取る」ことです。
これはかなり時間がかかるので、もし挫折しそうだと思ったらパート1.2だけでもやってみて下さい。
ここでの1番の目的は、聞き取れなかった音をはっきりさせることです。
簡単な単語でもリスニングだけだとわからない音が出てきます。
わからない音を1つ1つ理解することにより聞き取れない音が少なくなるようにしていきます。
英文を見ながら音読(オーバーラッピング)
オーバーラッピングとは英語の文章を見ながら同時に音読することです。
英文を見ないで音読(シャドーイング)
シャドーイングとは、英語の文章を見ずに耳から聞こえてくる音を少し遅れて追いかけて発音していく練習です。
シャドーイングは「聞く・発音する」を同時に行うことになり、「リスニング・スピーキング」のスキルが鍛えられます。
ただしシャドーイングは、単語の意味・発音・語順の理解が必要になるため難易度は少し高めです。
初心者の方は、文章を読んでわからないところ(単語や文法)をクリアにして・音読(オーバーラッピング)をしたあとにシャドーイングの練習をするとよいでしょう。
私はもう勉強だと思わず、口の筋トレだと思ってやっていました
日本語と違って英語は口や舌をダイナミックに使うため、意識して大きく動かすのがおすすめです!
ネイティブの発音を完璧にマスターするのは難しいので、8割位出来たと思ったら次に進みましょう。
最初はつらいと思いますが
初心者の方は、できれば音読は1か月毎日30~1時間継続してやってみて欲しいです
1ケ月たつ頃には英語…あれ?発音良くなってる?!という気分が味わえると思います
ちなみに、パート2の難しい問題はとばして良いと思います。
気にしすぎると次の問題まで引きずってしまうためです。
【おまけ】
自分の発音をスマホで録画してみるのもおススメです
実際の発音との違いが客観視できますし、あとで見た時に成長がわかると思います!
教材は何をつかう?
リスニング対策は、本番に近い形式の公式問題集が1番だと思います。
公式問題集を持っている方は、audio bookというアプリで音声は無料で聞くことが出来ます。
ただ難点としては、解説があっさりしていたりスピードが早いので初心者の方は難しく感じることも。
もし最初から公式問題集だときつい…と思われる方は解説がしっかり乗っている教材が良いでしょう。
まとめ 【TOEIC600スコア配分とリスニング対策】
TOEIC600点を取るためのスコアバランスとリスニング対策のご紹介をしました。
おさらいをすると、TOEIC600点のスコア配分は
リスニング330点・リーディング280点を目安とするととりやすい。
リスニングスコアを上げるためにはこの4ステップがおすすめです。
✅英語の音声を聞く
✅文章を読んで精読する
✅英語の文章を見ながら音読する(オーバーラッピング)
✅英語の文章を見ないで音読する(シャドーイング)
良かったら参考にしてみて下さいね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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